・がんを予防するワクチンのお話
がんも予防接種(ワクチン)あればいいですね いえ、あります 子宮頸がんワクチンというものが
「子宮頸がん」は‟ヒトパピローマウィルス”というウィルス感染から発症することがわかってます なので、それに対するワクチンを作ることが出来れば子宮頸がんを防げることになります
そして出来たのです 厚生労働省も医療機関での接種を推進してました 多くの女性の子宮頸がんをこれで防げれば、画期的だしすばらしいことです
しかし副作用が伝えられました 全身に倦怠感が現れたり、シビレなどの神経障害を出す人などが少数とはいえ出たのです 中には症状が重くなった人も報告されました
そのようなリスクがあってもした方が絶対に良いなら結構なのですが、確実に予防する効果があるのかというと、じつはそうでもないようです
子宮頸がんにも何種類かに分類されるタイプがあるそうで、「その中のいくつかに有効である」という話なんだそうです しかも、それらに対しても確実に予防できるものでもないようで…
ようは、やらないでいるよりかはやった方が良いと思いますよ、的なお話みたいです データは少なからずあるようだけど、証明する裏付けそのものが乏しいそうですからなんともはや、これは厚労省の勇み足のような気がします
今のところ、子宮頸がんが唯一ウィルスから発症するがんとなってるので例えで出しましたが、それでもワクチン打てばまずは安心と思いますよね しかしワクチンが期待できるこの子宮頸がんでさえも、実際はそこまでの安心は得られないというのが現状のようです
それならば、ほかのがんはどうしたらよいのでしょう?
残るは、がんになってからの対処が重要となります
一般的なのは手術して悪い所を除去したら、あとは抗がん剤投与で様子を見るという方法 この辺りの話はもう広く知られてると思います 飲むものだったり点滴だったりの一つの抗がん剤を、やる日やらない日を含めて大体3週間位かけて使い、様子見します ここで効き目が見えれば続行、見えなければ次の抗がん剤へと進みます
次の抗がん剤も効き目がないとわかれば次の抗がん剤へ 次も効き目がなさそうなら次へ 効き目が表れる抗がん剤との出会いを待ちます とにかく出会いを待つ 待って待って待ち続ける そのあいだ体は普通の飲み薬とは違う、作用の強い抗がん剤という薬に絶えず晒され続けることとなります よく言うところの「副作用に苦しめられる」
それでもほかに手立てがないのだから、するしか選択肢がないことになります
ここで前回の記事を思い出してください
がんに罹って(かかって)闘病してる人の3人1人は亡くなってるのです 効果が現れる抗がん剤を待ち続けてこの結果であるならば、抗がん剤とはなんなのでしょう 私がいつも不思議に思うのがここなのです
苦しみながらも、ましてや体が弱るリスクを冒してまでやる意味合いがあるのだろうか
しかし、別の疑問にも当たります もしやらなかったらどうなるの?すぐに亡くなるんじゃないの?多くの人はきっとこのように問うでしょう やらないよりかはやっぱりやった方がいいんじゃないの?と で改めて書きます
がんに罹って闘病してる人の3人に1人は亡くなってるという事実 そして日本人の死亡原因の第一位はがん(癌)であること
手術で悪い所取ったはずでは… 抗がん剤、何度もやって効いてないことはないはずでは… そろそろ本格的な疑問になりませんか?
5年生存率は70%とかよく言ったりします 5年なんてあっという間なのに、どうして7年生存率って言わないのでしょう?どうして10年生存率って言ってくれないのでしょう?この辺も不思議に思いませんか?
5年間は70%の確率で生きられますよ、と言われそのとおり生きられたとします ここで3人に1人は亡くなってるという事実と、死亡原因第一位も変わらずそのままということはつまり…5年より先が問題なのではないのか?って思いませんでしょうか?
そういうことです 再発なのです これが3人に1人を亡くさせてる根源 そして死亡原因第一位の根源
なら再発しないよう、抗がん剤を使い続ければよいのでは?
さて、そんなこと言う医師がおりますでしょうか そうさせてくださいと頼む患者さんがおりますでしょうか 誰一人いません いるわけないのです 抗がん剤使い続けたらどうなるかわかってるからです 血圧を下げる薬と同じように、飲み続けることなど出来はしないのです
抗がん剤には抗がん剤の良さがある、と過去言われたことがあります
そうかもしれません もちろん、皆様一人一人がお決めになることです でも、もしその過程で迷うことあれば、一端とらえ方をリセットするのもありかと思います
そのとき、この記事が少しでもお役に立つことがあるなら幸いに思います